マグネシウム合金とチタン合金

マグネシウム合金とチタン合金について

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マグネシウム合金の部品は私たちの身近な所で数多く使用されています。
例えば今や子供からお年寄りまで保有するほど普及した携帯電話のボディ、ノートPCの筐体など、日常何気なく使用している商品にもマグネシウム合金の部品は活用されています。
マグネシウム合金の部品の最大のメリットは、その軽さです。マグネシウム合金のような金属を一般的には低比重金属と呼びますが、金属同士の比重で比較してみると、通常の鉄が約7.2に対し、軽量化の手段としてよく使われるアルミニウム合金が約2.7となっています。これに対しマグネシウム合金の比重は約1.7となっており、工業的に使用されている中では最も軽い金属といえます。ちなみにもうひとつの低比重金属であるチタン合金の比重は約4.2です。こういったマグネシウム合金部品の軽いという特徴は、エネルギーロスの低減による地球温暖化防止の観点からも注目されており、その用途は携帯電話やPCといった分野にとどまらず年々拡大をしています。またマグネシウム合金部品は自動車の分野にも活用されています。

自動車は使用環境が非常に厳しく、使用する素材にも耐熱性や防錆といった基本性能の高さが求められますが、耐熱性の高いマグネシウム合金なども開発され、エンジンのヘッドカバーやミッションケースなどに採用されています。
ちなみにミッションケースでいえばマツダが1959年にR360クーペという車を販売していましたが、このR360クーペのミッションケースはマグネシウム合金が採用されていました。

マグネシウム合金についてマグネシウム合金の表面処理には様々な方法がありますが、マグネシウム合金は先にも述べた通り非常に軽量である反面、耐腐食性が劣るといった欠点があります。その為、マグネシウム合金を用いた携帯電話やPC筐体、アタッシュケースなどは耐食性を向上させるためになんらかの表面処理を行う必要があります。
マグネシウム合金に施される具体的な表面処理の方法としては、有機塗料による塗装がありますが、マグネシウム合金の場合は塗料の密着性が良くない為、陽極酸化処理や化成処理等の下地表面処理を行った後に、有機塗料を塗布する方法が広く行われています。ただやはりマグネシウム合金の表面処理としては、下地処理を行ってから塗装という工程になりますのでそれなりの工数も発生し、結果的にはコストに跳ね返ってきているというのも実状です。
そういった意味からもマグネシウム合金の表面処理に関しては異なったアプローチでの技術開発なども進められており、これらの技術が確立され広く普及すればマグネシウム合金の表面処理に係るコストダウンにも繋がっていく事でしょう。
ちなみにマグネシウム合金の表面処理である陽極酸化処理は透明な皮膜が形成されますが、陽極酸化の透明な皮膜に着色することもできるようです。

マグネシウム合金とチタン合金では、以下の内容がご覧頂けます。

マグネシウム合金について
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